知っておくと得する会計知識252 簿記を勉強するときに挫折する理由

お疲れ様です。本日も30度越えと地球温暖化は明らかに体感できますね。

年取った人が昔はこんなに暑くなかったと言っているため、間違いないでしょう。

私が小学生の時の年代ですら、8月末あたりには涼しくなっていたように思います。

 

さて今回のテーマは「簿記」について

久しぶりに会計に近いテーマです。まず簿記ですが、こいつをつまらなくしている理由は、実際の取引をイメージしにくい+参考書の数が多すぎる。この2点につきます。

 

自分も実際の商取引をするようになって簿記への理解は進みました学生や実際の業務経験のない人にこれを勉強しろ言われても苦痛なのはよくわかります。

 

そしてこのイメージが湧かない+買掛金や借入金など似ているようで概念が全く違う用語が多く、これらの単語の意味をしっかり理解していないとどの勘定科目にあてはまるかがわからないため、二重の苦痛が生じます

 

だから私はいつも言っています。学生や実務に関わらない人に簿記の資格を不要であると。こんなの勉強するよりバイトしてコミュニケーション能力や仕事の要領を掴むほうがよほど現場でも評価されます。

 

経理の簿記知識なんてはっきり言って需要ないです。それよりも数字の根拠を使って次の手を打つことや自社の財政状態を上司にわかりやすく伝える力のほうが現場は重宝します。

 

そして参考書が多すぎる。どれを選んでいいかも分からないです。何より著者の考え方によって参考書の記述アプローチが違うため、記述アプローチが合わない参考書は、どんなにわかりやすくても理解を難しくする原因になります。

 

なので経理に興味ある人は本当に会計の概略を掴む本を読んだほうが良いです。

1冊ではなく何冊も読んだほうが良いです。どの本が自分にとって理解しやすいかは個人差がありますし、何冊も概略本を読むことで同じ用語が何回も出てくるので自然と覚えます。私は簿記の歴史からアプローチしました。歴史は読み物としておもしろいですし・・・

 

簿記を挫折する構図は数学嫌いと似ていると思います。専門家特有の専門用語を使って優越感に浸るタイプのあのイメージです。こういう専門バカにはなりたくないですね・・・