お疲れ様です。もうずっと疑問だったのですがリース取引を使うメリットがいまいち自分の中で掴めていなかったのですが最近少し理解が深まってきたような気がします。
簡単にメリットを列記していきたいと思います。
(たまにはまじめに会計知識を提供しないと・・・・)
第7版 固定資産の税務・会計 完全解説 太田達也著 税務研究会出版局より引用
まずファイナンスリースは基本的に資金が足りない状況で現金が今すぐ用意できないから使う取引であり、財務指標にプラスの効果を及ぼすメリットは基本的に喪失しているとされています。(P472より)
ただオペレーティングリースはメリットが多数あります。
(ファイナンスリースとオペレーティングリースの違いは下記で確認してください。)
下記のメリットはオペレーティングリースを使用した場合と300万以下のファイナンスリースを使用することを想定しています。
(この2つは会計処理で賃貸借処理とするため)
①資産の減損リスクをリース会社が引き受けてくれる
→例をあげましょう。災害などで会社の機械などが破壊されると決算書類の価値を下げる必要があります。これがリース契約していると減損した際にリース会社が減損処理をします。財務諸表への影響を心配しなくてよいのです。
②予算管理の面で計画が立てやすい
→毎月払う額が決まっているため、予算との相性が非常に良い。
予算と相性が良いということは官公庁などとの相性がものすごく良いということです。
意外と官公庁はリース契約を使用しています。
私が強く感じるのはこの2点につきます。
リースは本当に難しい・・・ あまり好きな分野ではなく金融取引関係はどうも・・
大事な仕組みではあるのですが・・