今日昼飯を食べながらウルッときてしまったことについて書きます。
みなさんは標題の日大三校の吉永選手を覚えていますか?
日大三校の小倉元監督が大好きなのですが、吉永選手は2011年夏の甲子園優勝投手です。
彼は早稲田大学→JR東日本と肩書きだけ見たらものすごい野球エリートそのものですが、やはりその裏では苦しい思いを持ちながら野球と向き合っていたのです。
詳しい記事は、上記がプロのライターなので原文を読んで欲しいのですが一番自分の中で響いたところを紹介します。
怪我から半年ほど経過した9月に手術を決断。1年に及ぶ長いリハビリ期間中、野球部は休部扱いとなり、総務部で一般社員と同じくフルタイムで勤務。仕事後の夜9時からリハビリやトレーニングを開始する孤独な日々が続いた。
ここはもう彼の凄さというか仕事を目一杯JRですから優秀な人とやった後にリハビリやトレーニング、自分は仕事だけでいっぱいいっぱいになるのにものすごく吉永選手はきつかったと思います。仕事をする年齢になったからこそ分かる過酷さというか・・
心境がもう・・伝わってきます。
「自分の中で野球がなくなるということを想像していなくて、もうちょっとやりたいと思っていました。でも、寝る前に『明日投げられるかな』という不安の中、毎日すごしていたので、そのストレスから解放されたというのもあって……ちょっと複雑な心境ではありました」
この感想は野球に向きあい続けてきたからこそ出る言葉だと思います。特に太字のところ寝る前に不安でたまらない。この感覚というのは味わった人間にしか分からないと思っています。甲子園優勝投手が自分たちと同じような思いで人生を生きているということに涙が出そうになるのです。(すみませんふさわしい言葉が出てこないです。)
でも救いがあるのは、まだ何かしらの形で野球に関わっているということ。
今年9月。野球を原型として考案されたスポーツ「Baseball5(ベースボールファイブ、以下B5)」のチーム「Hi5 Tokyo(ハイファイブトウキョウ)」を立ち上げた。
彼のこれからの人生に幸あれと願う私でございます。