知っておくと得する会計知識526 日経新聞の今日の一面の入札関係記事はやや官公庁擁護の立場です。

今日日経新聞を読んでいると一面の記事がこれでした。

www.nikkei.com

これは確かにやりすぎな部分はありますが内容を見ると公告を出しても入札してこないことが記載されておりました。

 

私は基本官公庁嫌いではありますが、これに関してはやや官公庁擁護の立場です。

まず公告を出して1社も入札してこない場合を考えてみてください。

官公庁には当然物がはいりません。困るのは官公庁ですね・・・・

 

確かに変更契約で億単位はやりすぎと感じますが、公告が出て入札に参加するというのは自分の会社が落札しない可能性を加味するとはっきり言って割にあいません

 

入札というのは私も提出する書類を作成しますが、とにかく出さなければならない書類が多い。参考見積書、入札内訳書、入札書、カタログ、応札内訳書その他と契約締結にならない可能性があるのにこんなにたくさんの書類を作成しなければなりません。

 

はっきり言って落札する可能性がないのにこんな書類作成は、時間と金の無駄です。

ただ官公庁は建前上公告を出すのが基本のため、めんどくさい手続きをとらなければなりません。

 

よく1社応札が問題だ!という輩がいますが現場を分かっていない方の文句です。

 

あんなにめんどくさい手続きをとるぐらいなら入札に参加しないという選択をしたほうが合理的です。むしろ複数会社応札してくれた方が官公庁は競争が働いてくれるのでうれしいと思いますよ。

 

落札しなかった会社からすると書類作成にあれだけ時間を割いて契約締結できないのは割にあいません。

 

珍しく官公庁擁護の記事でした。まあ億単位はやりすぎですが・・・