知っておくと得する会計知識275 売掛金と買掛金の違いと借方貸方の判別方法 

お疲れ様です。寝すぎなのとわたしが住んでいる地域では雨で暗いので夜のような感じがしますが、まだ午前10時40分です。酒を飲んだことで体内のリズムが間違いなく崩れています。この休みの間に生活リズムを整えなければ・・・

(追記:標題および内容に重大な誤りがあったため修正しています。資産負債の判別方法じゃないです。申し訳ございませんでした。)

 

今回のテーマは売掛金と買掛金」について

この二つは簿記を最初に勉強するときにつまづきやすいテーマです。特に実際に商取引を経験しないと機械的に覚えるだけになってしまい簿記をつまらなくする原因になります。物事は本質をとらえることが大切です。

 

まず用語の定義から

売掛金(読み:うりかけきん)とは売上の対価として将来的に金銭を受け取る権利、売掛債権のことです。

買掛金とは掛取引(商品やサービスの代金を後日支払う約束をした取引)の際に使われる勘定科目です。

マネーフォワードより引用

 

売掛金と対になるのが買掛金になるという考え方が一番です。

そしてこの2つの共通点は現金が会社に入ってくるor会社が支払うまでの仮の勘定科目ということです。

 

つまり相手からお金を支払われたり、自社が支払ったりすると会計処理的には振替(勘定科目を別の勘定科目に変えること)を行います

 

さて資産負債の判別方法ですが、売掛金は物を売ったことでお金が自社に入ってくるため最初は借方に分類します。実務的には相手から発注書や注文書を受け取って会計処理を行います。相手から支払いがあるまでは仮に売掛金としておくのです。受け取ったら振替を行います。

 

買掛金は逆。物を自社が購入したときにあとから支払いをしないといけないので最初は貸方に計上します。そして自社が支払いを行ったら現金が出ていくためこれも振替を行います。

 

この売掛金を借方 買掛金を貸方とだけ表面的な理解をすると借方に買掛金、貸方に現金が出てきたときに混乱するわけです。

借方に買掛金、貸方に現金が出てきたということは、

お金を支払う権利が消滅した=現金の流出があったということです。

 

簿記はつまらんな・・・・