久しぶりのお堅い会計テーマのような気がします。
会計というのは色々な切り口があるのですが、会計も目的によって名前が変わってきます。管理会計、財務会計、税務会計など色々な会計の名前があります。
今回取り上げるのは「日本の財務会計と税務会計における関連性」について
まず用語の定義をおさえましょう。
財務会計は利害関係者に財務状況を報告するための会計です。法律上の義務から、すべての会社は財務会計を行う必要があります。
今回は管理会計については割愛させてもらいます。
引用部分の通り、財務会計は全ての会社の義務と書かれていますね。ということは必然と法人税を納める義務もセットです。
税務に関する会計のことを税務会計と言います。この税務会計と日本の財務会計は関連性が密です。理由は確定決算主義という財務会計の利益をもとに税金が課されるようになっているからです。
海外などは別。というか節税サービスへの提供を会社の主力事業として看板掲げている会社もあるくらいです。
日本は確定申告制度などもそうですが法人や個人の報告への信頼が根底にあるような気がします。いわゆる性善説の側面が強いと個人的には想います。そこが日本の良さではあるのですが・・・。後払いが日本ビジネスで主流なのも後で払うという信用が根底にありますね。
経理つまらん