知っておくと得する会計知識602 財務諸表って本当建築と構図は似てる できたものは美しい 作成は地獄

こんばんは!月曜日というのは社会人、学生にとって嫌なものです。

人の中には早く会社に行きたい、学校に行きたいと思える人はそれはものすごく幸せなことです。それだけで人生勝ち組です。誇りましょう。

 

今回のテーマは「財務諸表作成」について

会社法でどの会社も貸借対照表損益計算書等は作成が義務づけられています。

大きな会社はこれにキャッシュフロー計算書です。

(わが社も資金繰りのため作成しています。義務ではないけど)

 

キャッシュフロー計算書作成の義務があるのは金融証券取引法の適用を受けるいわゆる大会社になります。上場している企業ですね。

 

さてこの財務諸表ですが、作成するコストといいますか手間が本当に多いのです。

これを作成するために、年度末に地獄が発生します。私の中小ですらこんなに大変なのですから、上場している会社は決算短信を2か月半に1回+連結決算をするというすさまじい地獄になっていることは間違いないと思います。

 

正直上場するメリットにたいして経理コストが莫大だと思うのですが、世の中というのはそういうふうにできているのでしょうね・・・

 

この財務諸表って建築って構図が似ていると思います。作成されたものは読みごたえがあって最高なのですが、作成は地道な作業と何の付加価値も生まない振替操作を行う連続です。しかも嘘はかけないわけですから業績が悪かった年は、悪い経営成績を開示するために労働しないといけないわけです。これほどつらいことはありませんよね・・

 

大嫌いな決算部署に少しだけ同情する私でございます。